2027年問題とは?2029年問題も エアコンどうする?

エアコン2027年問題 エアコン

夏を迎える今、「エアコンの2027年問題」という言葉をよく聞くようになりました。
結局私たちにどんな影響があるの?エアコンを買い替えたほうが良い?と感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

こちらでは、国が出している予測データや、どのくらい環境に良くなるのか、を詳しく示しているので、【じゃあどうすればよいか】道筋をつける参考にしてもらえればと思います。


新基準がもたらす「環境改善効果」

エアコンの2027年目標(新省エネ基準)

環境省とも連携して基準を策定している経済産業省(資源エネルギー庁)の審議会報告書に、まさに国が試算した明確な予測データ(省エネ効果やCO2削減効果)が出されています。

国が試算した圧倒的な省エネ・脱炭素効果

市場のエアコンが新基準に置き換わっていくことで、日本全体でどれほどの環境改善になるのか…

それは、こちらです!

  【日本全体の省エネルギー効果

  2027年度の新基準が達成されると…
従来のまま推移した場合と比較した試算
日本全体で年間約33.3億kWhもの電力を削減                    
  原油に換算すると…
 年間約82万kL省エネ効果に相当します

見当が付きづらいですが、とてつもなく膨大な量だということがわかります。

もう一度、書きますが、これは壁掛けエアコンのみの話です。排気ガスなどとは、また別です。
そんなとんでもない量の電力が削減されると・・・

  地球温暖化の原因となるCO2の排出量
       
日本全体で年間約147万トンも削減できる  
       
広大な森林(杉の木)が吸収する量に例えると、

およそ1億本以上の杉の木が1年間に
     吸収する量に匹敵
  

  極めて大きな環境改善効果があることが
  わかります。


家庭での省エネはどのくらい?

資源エネルギー庁の試算(エアコンの平均使用年数を約14年とした場合)によると、新基準を満たすエアコンに買い替えることで、製品の一生(ライフサイクル)を通じて以下の光熱費削減メリットがあるとされています。

お部屋の広さ(目安)14年間でのトータル光熱費削減効果
6畳用(機能を絞ったシンプルなもの)(2.2kW機)約4万円 の節約
14畳用(リビング等)(4.0kW機)約18万円 の節約

今回の省エネ新基準で最も大きな影響を受けるのが、この「シンプルなスタンダード(6畳用など)」のエアコンです。

これまでのこのタイプのエアコンは、機能をシンプルにすることで価格を安く抑えていました。しかし、2027年の新しい省エネ基準がスタートすると、これまでの設計のままでは基準をクリアできなくなります。

新基準を達成するためには、内部のパーツをより効率の良い高級なものに変えるなどの対策が必要になるため、「2027年以降は、これまで通りの安い価格で定番モデルを買うのが難しくなるかもしれない(本体価格が上がる可能性がある)」と言われて注目されています。

14畳用のエアコンについては、最近は高機能のものが多くなり、上の節約金額の説明を補足すると、今、10年以上前の古い14畳用エアコンを使っている人が、新基準のエアコンに買い替えた場合、14年間で最大約18万円の電気代が浮く、という計算になります。

 
14年間で18万円・・1年あたり約12,600円の節約

6畳用は、年間で約2,760円の節約効果が期待されます。

これならエアコンの本体代の元も数年で取れちゃいますね!


 「2027年目標」は主に一般的な「壁掛け型エアコン」が対象ですが、少し遅れて2029年度には天井埋込型」や「マルチタイプ」のエアコンにも新しい厳しい省エネ基準が適用されるのです。店舗やオフィスなども改善の余地がでてきます。

 経済産業省がホームページで詳しい解説を
       載せています。

 経済産業省 資源エネルギー庁の
エアコン新基準解説ページエネこれ

「2027年問題」によってエアコンの本体価格(初期費用)は上がってしまう可能性が高いですが、国がこれほど厳しい基準を課すのは、日本全体で年間147万トンものCO2を減らすという強力な脱炭素効果があるからです。

そしてそれは、まわりまわって「私たちの家庭の電気代が数万〜十数万円安くなる」という形で、地球にもお財布にも優しい未来につながっています。
「そろそろうちのエアコン10年以上使っていて買い替え時かな」、「まだ使えるけど環境のために省エネ機能のものに買い替えようかな」
とお考えの方は、是非エアコンを買い替えてみてはいかがですか?

そこまでは、いいや・・とお考えの方は、エアコンクリーニングを業者に依頼すると、余計な電力を削減できますよ。

普段、皆さんもリサイクルや節電などに取り組まれていると思いますが、この機会にさらに、環境改善について深めてみてはいかがですか!


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